# 入社の決め手と、続けてきた理由
全工程が社内で完結する。
その強みに惹かれた。
入社を決めた理由は、この会社の持つ非常に高い技術力に魅力を感じたからです。機械加工でメカ部品をつくり、一方でガラスを研磨・コートし、組み立てて製品として出荷する。一連の工程が自社内で完結できる強みがあると感じました。
実際に入ってみると、その強みは想像以上でした。お客様の要求に合わせた高品質な製品を、多品種少量生産で都度対応していく。生産途中に課題が発生しても、全工程を網羅している強みを活かして、社員一人ひとりが臨機応変にリカバリーしていく。その働きぶりこそが、この会社の本当の強みだと、いまは思っています。
# いまの仕事と、やりがい
最後は自分の手で、製品を完成させる。
入社当初からコートグループに所属し、真空成膜装置を用いてガラス表面に薄膜のコートを施しています。社内で組み立てる製品に使用されるレンズやフィルターから、ガラス部品として社外へ出荷される製品まで、幅広いコート業務を担当しています。
また、ガラス同士を接着剤を使わずに接合する「オプティカルコンタクト」の分野では、社内マイスターを任されています。製品製造のフォローや高難易度製品のコンタクト作業に加え、技術部の新製品開発会議にも参加しながら、コンタクト製品に関する技術的な相談や対応を担っています。
近年はお客様から求められる製品も多様化しており、これまでにない形状やサイズの製品をご相談いただく機会が増えています。新製品の製造では、マイスターとして実務面をリードしながら、接合のための治具や製造手法を他部門と協力して確立していきます。試行錯誤を重ねながら製品を形にし、最後は自分の手で完成まで携われることに大きなやりがいを感じています。
一方で、コート工程はやり直しのきかない工程でもあります。装置投入前の準備やプロセス作成では細かなミスも許されず、大きな責任を伴います。そのため、チェックシートを用いたクロスチェックなどの管理体制が整えられており、難易度の高い案件では試験成膜の段階から技術部と連携しながら進めています。膜設計の意図や注意点を共有しながら製造できるため、狙い通りの性能を実現できたときには大きな達成感があります。